私どもは、従来からマイクロナノ技術を駆使したセンサデバイスの研究に取り組んで参りました。その応用として様々な展開がありますが、その一つとして健康やヘルスケアなどに寄与できるウェアラブルモニター技術への展開が重要であると考えてきました。健康診断などでは血液検査が重要で多くの情報が得られますが、その中の生活習慣病予防に重要な指標（血糖、コレステロールなど）を日常生活の中で連続的にモニタリングができれば、ヘルスケア分野での革新に繋がります。この夢の技術を実現するには、センサそのものの革新が必要で、例えば分析装置レベルの高感度化と小型化が必須となります。

　私どもは、従来からマイクロナノ技術を駆使したセンサデバイスの研究に取り組んで参りました。その応用として様々な展開がありますが、その一つとして健康やヘルスケアなどに寄与できるウェアラブルモニター技術への展開が重要であると考えてきました。健康診断などでは血液検査が重要で多くの情報が得られますが、その中の生活習慣病予防に重要な指標（血糖、コレステロールなど）を日常生活の中で連続的にモニタリングができれば、ヘルスケア分野での革新に繋がります。この夢の技術を実現するには、センサそのものの革新が必要で、例えば分析装置レベルの高感度化と小型化が必須となります。

　今回の研究開発内容は、超微小量センシングについての多くの知見や優れた実績、マイクロナノデバイスの新たな技術や商用を想定できる試作の知見、ヘルスケアビジネスへの知見などで構成されていて、この革新的な成果を得るための充分な実力があると自負しております。
　

（2019年7月 富山県立大学　学長 下山勲）